| Re: 札響5月定期演奏会 海の老人 - 2008/05/29(Thu) 22:42:05 No.863
いささか鑑賞耳のあやしい老人が一言。余り好きな言葉ではありませんが“癒し”のプログラムか。40番は編成を絞り速めのテンポで進み、さらりとした進行の中に寂寥感をたたえていました。マーラーはメルヘンと不安げな感情の交錯。コンマスが2丁のバイオリンを使い分けて複雑な情感を表現していたように感じました。ソプラノの天羽さんは第1楽章からステージに登場し、ふっくらとした声がなんともいえませんでした。お客さんの反応も良かったです。土曜日の方が出来は上だったようです。バイオリンの合奏で音がやせているとの指摘がありました。ボウイングが大きくないとも。言われてみれば、響きは一つにまとまっているものの倍音を伴った豊かさが乏しいかもしれません。機械的に合わせるだけでなく、一人一人が充実した響きを追求することが大切なのでしょう。 |