[103] 2008年という年 投稿者:おのです。 投稿日:2008/12/29(Mon) 19:09:03 No.103 [返信]
今年は、昨年からの建築基準法改正の影響による、さまざまな解釈・判断への戸惑い、手戻り…、 そして不安定な景気による、建築資材の高値流動化、建設費の高騰…、 仕事を始めて20数年になりますが、最も厳しく大変な年だったのではないかなと感じました。 思えば、消費税の導入の時、バブル崩壊後、などもありましたが、先の見えない今の社会状況は、それら以上に悪循環しているように感じます。 住まいの改善をしたい、あるいはしなくてはならないという要求は、その家族において必ず存在しうる事項です。 しかし、その生活の元となるお勤め・仕事の不安定化、住宅ローン審査厳格化での困難、借り換え損、売却損など…、耐え忍ばざるを得ない状況ともいえそうです。 建築審査も、木造2階までのいわゆる4号建築以外の、構造適合判定を伴うケースにおいては、 そのスケジュールすら立てにくく、以前とは、仕事の進め方、流れといったものも見直していかないと、これまで通りにはいかなくなってきました。 また、構造設計事務所の方々も多忙を極めています。 今後、構造一級建築士、設備一級建築士などの士法改正の流れが運用されていくと、小規模、アトリエ系といわれる設計事務所は、維持していくことがとても難しくなってくるのではないかという不安も感じます。 大事なのは、欠陥(住宅)建築を生む仕組みを絶つことだと思うのですが、結局は設計・監理の監理の部分についてはあまり踏み込んでいない…。 数字の不整合についてのつじつま合わせに終始しているだけのような印象を受けます。。。
さて、来年はどんな年になるのでしょうか。
仕事のあり方をきちっと見直して、 しっかりとした住まいづくりへのサポートが出来るように、 周辺整備をして、時代に対応していけたらと思っています。 今年ももうすぐ終わります。 いろいろとお世話になりました。
心機一転、たくましく新年を迎えたいと思います。 よいお年を。
一級建築士事務所 小野建築設計室 小野 誠一
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