詩 集
詩の世界へようこそ。
ここには様々な言葉がちりばめられています。
その内容も様々で、二重の意味があったり何かを例えてみたり・・・
最終的に、全ての詩は一つの物語になります。
あるいは、貴方自身に直接響くメッセージがあるかもしれません。
イマジネーションの世界を、お楽しみ下さい。
■ 2006/02/27 (Mon) 序夜:全て 哀しむ必要はない
人はたった独りで産まれ
孤独のうちに死んでゆくのだ
全ての人間が平等に
あなたは愛している人の
全てを知っているわけではない
その姿はあくまで自分の心の中に
理想として描いている偶像に過ぎない
人は全て孤独だ
自分の中で創り上げた世界と
創り上げた人間模様の中で
生きているに過ぎない
他人の真実の心を見るのは
永遠にできはしない
わかり合えていたなんて想いは全て
自分の中に創り上げた幻想に過ぎない
あなたの中に在るのは
偶像と幻想が織り成す世界
あなたは愛している人の
全てを知っているわけではない
だが哀しむ必要はない
人はたった独りで産まれ
孤独のうちに死んでゆくのだ
全ての人間が平等に
全ての人間が平等に・・・
■ 2006/02/26 (Sun) 第二夜:解放 孤独からの解放を
願う気持ちは
死をもって成就される
私の苦痛は
時に愛ですら
狂気へと姿を変える
重荷を背負い
歩き続ける旅人
生きている限り続く
負の記憶という鎖の痛み
全ての終わりを
望む気持ちは
死をもって成就される
■ 2006/02/25 (Sat) 第三夜:壊れた心 あなたの心は壊れている
愛という言葉にすり替えて
自らの欲望を満たしているだけ
あなたの心は壊れている
他人を思いやる気持ちは
自らの自尊心を満たしているだけ
死後の世界は無い
死の後に待つものは
永遠の無でしかない
それをあなたは知っているはずだ
嘘をつくな
自分の死以上に
哀しいものなど無い事を
素直に認めるがいい
他人を思いやる気持ちは
自らの自尊心を満たしているだけ
愛という言葉にすり替えて
自らの欲望を満たしているだけ
あなたの心は壊れている
■ 2006/02/24 (Fri) 第四夜:存在 取るに足らぬ存在
もし私が明日死んだら
きっとあなたは泣くだろう
だがその涙は
時とともに乾いてゆく
取るに足らぬ存在
もし私が明日死んだら
きっとあなたは傷付くだろう
だがその傷は
時とともに癒されてゆく
本当に私は
必要な人間だろうか
本当にあなたは
必要な人間だろうか
死にゆく人
残された人はそれでも
明日から自分の人生を再び歩む
その人のいない人生を
取るに足らぬ存在
本当にあなたは
本当に私は
必要な人間だろうか
もし私が明日死んだら
きっとあなたは泣くだろう
だがその涙は
時とともに乾いてゆく
もし私が明日死んだら
きっとあなたは傷付くだろう
だがその傷は
時とともに癒されてゆく
私は必要とされない
取るに足らぬ存在・・・
■ 2006/02/23 (Thu) 第五夜:間奏曲 気付いたか
真実は自分の外には無い
自分の内に在るのだ
迷ったら聞くがいい
自分の胸の内に・・・・・
■ 2006/02/22 (Wed) 第六夜:たった一つ 死が人を別つ
あなたのあの笑顔を
もう見ることができないなんて
でもたった一つだけ
言える事がある
あなたに逢えて良かった
それだけは私の中に在る
動かし難い真実
何度でも言おう
あなたに逢えて良かった
あなたのしてきた事が
あなたの言葉が
私の中に在る
私の中に生き続けている
死が人を別つ
あなたのあの笑顔を
もう見ることができないなんて
でもたった一つだけ
言える事がある
あなたに逢えて良かった
何度でも言うよ
あなたに逢えて良かった
逢えて良かった
あなたに・・・・・
■ 2006/02/21 (Tue) 第七夜:最後の夜 あなたが抱える孤独は
人に等しく与えられた罰
それでも人は望む事をやめず
自らの内の虚像に溺れてゆく
死だけが全ての人に訪れる
全てが終わる最後の瞬間に
あなたは笑っていられるだろうか
良心が破綻する寸前
それでも平常心を保つ為に
あなたの心は壊れてゆく
自分に嘘をついて
何ができるというのだろう
私が知った本当の死とは
自分を知る全ての人から
自分の存在が消えゆく事だと
気付かずに生きていく方が
まだましな人生かもしれない
真実を他の存在へ
ゆだねる方が楽かもしれない
そして私は最後に思う
それでも真実は胸の内に在る
この気持ちだけには
嘘はつけないと
私が探していたものは
ずっと以前に捕らわれている
私が探していたものは
ずっと胸の内に捕らわれている
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